Last update: Nov. 10, 2004


安楽寺住職の墓

東京都調布市大正寺墓地内



右から，「開山」，「二世」〜「七世」之塔と読める．左の2つの塔は読めない．

安楽寺は上布田宿（現在地を確認していない）の東部にあった．
早い時期に廃寺となり，近隣の永法寺（所在地を確認していない）に
本尊が移されたとの記録が残っている．
調布市編(1992)「調布市史　中巻」p440




中央にある最も大きな墓石で，この墓石だけははっきりと字が残っている．
「鈴法九代当寺中興五世　心月雲休和尚之塔」

なお，鈴法寺の記録では，「心月雲休」和尚は鈴法寺25世住職となっている．





大正寺正門から本堂を望む



岡田冨士夫（2001)「虚無僧の謎　−吹禅の心」秋田出版社　p212,p219
調布市編纂「調布市史」(1992) p440
高橋空山(1979)「普化宗史」普化宗史刊行会 p100-102


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